撮影日時: 2017.10.15

撮影場所: 西武池袋線「練馬駅」北口周辺

ジャパンアニメーション発祥の地「練馬区」。アニメ産業と文化を振興するため ” 参加型 ”　のイベント事業を展開、その１つとして開催された「練馬アニメカーニバル2017」に参加してきました！！！

イベントのご紹介の前に、皆さんはどうして練馬区がジャパンアニメーション発祥の地と言われているかご存じですか？日本で最初の劇場用長編アニメ『白蛇伝』を練馬区大泉にある「東映動画（現：東映アニメーション」が、また日本初の３０分枠連続TVアニメ『鉄腕アトム』を練馬区富士見台の「虫プロダクション」が制作し、大ヒット！！ここからアニメ作品の制作が本格化し、アニメ制作に関わる会社も増え、現在では１００社以上の会社がここ練馬区内にあると言います。まさに、ジャパンアニメーションの聖地！！！

そんなアニメの聖地、練馬で開催された「練馬アニメカーニバル2017」ですが、会場はなんと練馬文化センター、平成つつじ公園、Coconeri区民・産業プラザと数カ所にわたるビッグ・イベント！！メイン会場となるCoconeri区民・産業プラザに足を踏み入れると・・・漫画からアニメ、実写にもなった、練馬区が聖地の漫画「四月は君の嘘」のパネルや練馬区公式アニメキャラクター「ねり丸」くん、そして今回のために応援に駆けつけてくれた東北のキャラクター、東北ずん子ちゃんがお出迎え。

奥へと進んで行くとそうそうたる漫画家の先生方のパネルが！！！！！こちらは全て手塚治虫文化賞のパネル展示。
手前から第１８回(2014年)読者賞の『宇宙兄弟』、同年マンガ大賞の『３月のライオン』、第１７回(2013年)マンガ大賞『キングダム』、第１５回(2011年)新生賞『鋼の錬金術師』、第１４回(2010年）短編賞『テルマエロマエ』。これを見れただけでも大満足な１日であることは間違いなし！！！

おとなり上映コーナーの一角には『この世界の片隅に』『アトム　ザ・ビギニング』『ろんぐらいだぁず！』そして今回の目玉、『昭和元禄落語心中』のパネルがずらり！！！また残念ながら会場内には入れませんでしたがCoconeriホールでは『昭和元禄落語心中』の漫画家の雲田はるこ先生はじめ声優の石田彰さん、落語家の立川志らく先生、立川志ら乃先生を招いての上映会もありました！

最後にご紹介するのは練馬区が取り組むアニメ産業と教育の連携事業として研修室で行われた子ども向け「アニメの学校＠ねりま」。

アニメーションができるまでのパネル展示だけでなく、「アニメコンペティション練馬2017」キッズアニメ部門に応募ができちゃう！プロが教えるアニメ作品の作り方講座やパラパラアニメづくり、プロと同じ道具を使って挑戦する ” 動画クリンナップ（清書）”講座など直接アニメの現場に触れられる体験コーナーもありました。お子さんのいらっしゃる方はぜひ来年も体験コーナーに参加されてみてはいかがでしょうか♪